院内の様子、診察や治療そして検査に必要な機械



受付と待合室です

受付と待合室です


猫さん専用待合室です

 

ワンコさんとワンコさんの飼い主様はご遠慮ください。


診察室です


検査室です

ここでは超音波検査(エコー検査)、心電図検査、目の検査を行います


猫さん専用入院室です

わんこさんがいないので安心して入院できます。


ワンコさん専用入院室です。

ICUもあります。


手術室です


レントゲン室です

デジタル化しました。


眼科検査です

シルマーティアテスト

1分間の涙の量を測定します

 

<ワンコさん>

15mm以上あれば正常です

10-14mmならグレーゾーンです

9mm以下ならドライアイです

 

 

フルオレセイン染色

<角膜染色試験・鼻涙管疎通試験>

 

角膜を染色し洗い流します。

傷があればそこだけ染色液が残ります。

 

染色液が鼻から流れ出ることを確認することで、鼻涙管が閉塞していないかを調べます。

 

検眼鏡

・眼底を観察できます

 

<ブルーの光が出ます>

この光を当てるとフルオレセイン染色液で染まった傷が鮮明に観察できます。

 

 

トランスイルミネーションライト

<眼に強い光を当てます>

まぶしさを感じることができるかを検査します。

瞳孔が小さくなるかを観察します。

 

倒像鏡

硝子体、網膜、視神経乳頭などの目の奥にある組織を観察します。

 

検眼鏡やトランスイルミネーションライトと組み合わせて使います。

眼圧計(トノベット)

<眼圧を測定する器械です>

眼圧が高い:緑内障

眼圧が低い:ぶどう膜炎

細隙灯顕微鏡(スリットランプ)

眼瞼、角膜、虹彩、水晶体、硝子体を拡大して観察する検査です。

 

眼瞼の異常(まつ毛、マイボーム腺)

角膜の傷の深さ

虹彩の異常(色の変化、萎縮など)

白内障の診断

水晶体の厚み

水晶体の脱臼

硝子体の異常

 

眼球の断面構造を観察することが可能です。

超音波検査(エコー検査)

 

網膜剥離、硝子体混濁、水晶体脱臼、水晶体の厚みなどを観察するために行います。


ワンコさんの体脂肪率測定器

人間同様メタボには要注意です

 

そして、ワンコさん・ネコさんも悪玉コレステロールは要注意です。

コレステロール、中性脂肪が高い場合は調べた方がいいです。


耳鏡

耳の入り口から鼓膜までを観察していきます



オートクレープ

高温・高圧により滅菌消毒をするための器械です。

手術器具、手術着、注射器などを滅菌消毒します。

 


ガス滅菌機です(右)

オートクレープが使用できない手術器具などを消毒します

保温庫です(左)

点滴バックを体温と同じくらいの温度に温めます。それにより、身体への刺激が少なくなります。特に冬場、冷たい点滴ではつらいでしょうから。

オートクレープで滅菌消毒したものです。

これは主に耳の処置に使用するピンセットと鉗子です。

当院では1回1回消毒したものを使用しています。


電気メス

この機械を使用することで、出血の少ない手術ができます。


エンシールシステム

 

血管を糸で結紮するかわりに熱で血管を閉じその後切断する機械です。

利点は手術時間の短縮と、稀に手術に使用する糸に対して炎症反応を起こす動物がいます。そのリスクがなくなることです。

 




血球計算器

赤血球・白血球・血小板数を

測定する器械です。

 


富士フィルムのドライケム

血液で、肝臓・腎臓・コレステロール・中性脂肪・膵炎・炎症の有無を調べる機械です。


尿比重計

イヌ・ネコ専用です。

ヒト用の尿比重計では正確に測定できません。

慢性腎臓病の検査には無くてはならない検査機器です。

 


染色コーナー

顕微鏡で観察するときに細菌や細胞に色をつけてそれらを判定していきます。

目的によって染色液を選びます。

当院では4種類の染色液を使い分けています。